剣道がどのように発展してきたかを解説します。

剣道の歴史

ここで日本における剣道の歴史と歴史と文化をおさらいしましょう。

 

日本は古来より戦乱を戦い抜く武士の国であり侍の国でした。
そして戦争に使われる武器は、多くの場合、日本刀などの剣であり、古くから剣術が継承されてきた国でもあるのです。

 

12世紀ごろに確立した武家政権である鎌倉幕府の時代から、
戦国時代の戦乱の中、天下を統一してすこし武士の腕の見せ所が少なくなった江戸時代、世界が動乱していく中、
近代化のために起こった幕末から明治維新のころまでは日本人は刀を手にして戦う戦闘的な国民性を持っていたのです。

 

当然ですが、刀は人殺しの道具です。

 

しかし殺人の道具でありながら、その刀が繰り出す技が磨かれれば磨かれるほど
人を感動させるだけの美しさを付帯させることも事実です。

 

現在の剣道の原型が具体的に登場したのは、江戸時代に入ってからで、
天下が統一されたことで戦乱の世から平和な世に移り変わり、武士もまた実践の機会を失っていきました。

 

しかし剣術によって日々鍛錬をすること、人格形成や精神力の育成、礼の作法、などを体系的に包摂した武道へと
昇華させていきました。

 

要するに殺人の技術から、人を活かす活人剣へと変わっていたのです。

 

真剣から木刀や竹刀へ、殺戮から人間性の追求や構築へ、
生死を超越した剣術の心はこうやって現代の人々にまで受け継がれているのです。

 

 

第二次世界大戦後には禁止になった時期も

第二次世界大戦は、歴史上もっとも広範囲に広大な破壊力を持って及んだとても大きな戦争でした。

 

日本の敗戦によってかの戦争も終結を見ましたが、
日本の潜在的な戦闘力を恐れた占領国は軍国主義の復権に結び付きそうな武道や剣道を禁止したこともありました。

 

しかしサンフランシスコ講和条約が締結され日本の主権が回復されてからは、
学校教育の現場や一般市民の間でまず復古してきました。

 

また警察官に推奨される武道としても剣道が用いられ、女性の愛好家も増え、
国内だけでなく世界中でも親しまれる武術となりました。

 

剣術から国際的なスポーツとして発展した剣道は今後も広く親しまれ、受け継がれていくことでしょう。