派手な技もある胴の技を覚えましょう。

胴の技

胴への技も面への技と同様、打ち突きの2種類があります。

 

そして特徴的なのは、胴への打ち技に関しては、右側と左側への打ちで技が違うことが挙げられます。

 

このように胴の打突部位には右胴と左胴に分かれています。

 

正しい刃筋で打ち込むには、相手の右胴を打ちこむと竹刀を持つ手の甲が上に来て、
逆に左の胴を打つと手の平が上に来るようになります。

 

 

胴打ち

胴打ちは相手の胴に隙を作らせて、相手の懐へ踏み込み手首の返しと腰の回転を使いながら右胴へ打ち込みます。
相手が面打ちなどで大きく竹刀を振り上げたときを狙うのがいいでしょう。
横への大きな動きが加わるので、打ったあと隙もできやすいでの、残心をしっかり示して、素早く打ちぬけることが大切です。

 

 

引き胴打ち

引き胴打ちは、鍔競り合いからの崩しから胴打ちに持ち込む引き技です。
ただ引き面や引き小手よりも鍔競り合いの状態は脇が締められている場合が多いので、自ずと引き胴への移行は難しくなります。
鍔競り合いの形から上手に胴への隙を作り上げなければ引き胴打ちは成功しません。
つば競り合いから引き面に行くように見せて、相手にも竹刀を挙げさせ、
その隙をついてさらに引き胴打ちに持ち込むなど相手の読みを利用したいですね。

 

 

抜き胴

抜き胴は、相手の面打ちなどの打ち込みに対して、それをかわしながら右胴へ打ち抜くことです。
剣道の中でも花形の技であり、決まると気持ちの良い技の一つでもあります。
竹刀が大きく動くように見えますが、実際には腰や手首の力を使って素早く胴体へ叩き込みます。
相手の打ちをかわして、こちらの打ちを入れるのでボクシングなどでいうカウンターに近い感覚があります。

 

 

逆胴打ち

通常の胴打ちは相手の右胴への打ちになり、逆胴打ちは、左胴への打ちになります。
ただし実践ではもっとも決まりにくい技とされており、あまり見られない技としても有名です。
逆胴打ちが決まりにくい背景には、剣術の歴史もあり、審判員の判定も厳しいとのことです。

 

 

胸突き

突きに関しては左右は関係がなく、胸の打突部位を突くことです。